祖母の脳梗塞→車椅子生活→筋力低下→認知症という経験から…生涯二足歩行の価値をお伝えしたいと思いました。
少し長くなりますがお読みいただければ幸いです。
私はパーソナルトレーナーという仕事を通じて成し遂げたい使命があります。
その想いはトレーナーとして活動し始めた時から変わっていません。
おそらく今後も変わることがないと思います。
私の祖母は76歳の時に脳梗塞で倒れ、その後の入院生活で大腿骨を骨折しました。
リハビリに専念しましたが、年齢や体力的にも
容易ではなく結果、歩けなくなり車椅子生活を
余儀なくされました。
車椅子生活が長引くにつれて祖母の筋力はどんどん低下し、自らの意思で行きたい場所にも行けず、大好きだったお寿司やお好み焼きを食べに行けないという辛い病院生活が始まります。
この病院での車椅子生活がきっかけとなり祖母の所作は人頼みとなり、自分のことが自分でできない状態になり認知症になりました。
家族や親戚が祖母に会いに行っても顔と名前が一致しないという様子を今でも鮮明に覚えています。
その時、認知症という病気がいかに家族にとって辛い試練であるかを考えさせられました。
当時の私では解剖学やトレーニング理論などの知識はなく、筋肉を効率よく鍛えるための技術も経験不足で祖母の力にはなれず、ただそばにいて声をかけるだけが精一杯でした。
今なら祖母が大腿骨を骨折した時点でどういったトレーニングを行えば良いのか?合理的なトレーニングプログラムを考え手助けすることができたと確信しています。
冒頭で年齢という部分を強調しましたが、断言できることはトレーニングを始めるのに年齢は関係ありません。始めてみよう!という意思、覚悟さえあれば誰でも始められるのです。
「私のパーソナルトレーナーとしての使命」
あなたが祖母と同じ病気、状況にならないように
「生涯二足歩行を全うしていただくこと」
これが私のパーソナルトレーナーとしての使命、想いです。
最後に…
私は医師ではないので脳梗塞や認知症などの病気を治すことはできません。
しかし、パーソナルトレーニングという仕事を通じて、トレーニング指導のプロとして、カラダに関するお悩みを解決することは、指導歴19年以上、のべ40000人以上を対象にしたデータをもとに必ずあなたのお役に立てることと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。